知識はもちろん、知恵を大切にする指導
化学科主任瀬沼 健介
蓄積型の学習スタイルへと丁寧に導くことで、驚くほど化学の学力は伸びていく
数学や理科で伸び悩む生徒の多くが、暗記型学習に陥っています。 実はこの学習方法を続けていくと、「学習した !」という中身の無い達成感だけが残り、自己満足的な学習で終わってしまう危険性があります。長期的な知恵としては残らず、思考力の乏しい受験生への道を歩んでいきます。
では、どのような学習が必要なのか。それは、理由や原因といった、物事の根本にある理屈を大切にする学習。本当に記憶に残すためには、暗記に頼ったその場限りの消費型学習ではなく、蓄積型学習の習慣化が重要なのです。大学入試がゴールなのではなく『将来も役立つ学習方法をトレーニングする』そんな視点を持ちながら日々の受験生活を送ってもらいたいものです。
《中学生》身近な化学に興味を持たせ、学習に活かす
身の周りの自然現象を化学現象として捉える感覚があれば、大学入試の問題も実は非常に理解しやすいもの。私たち人間を含め自然界のすべてが化学物質から成り立っている。日々生まれる疑問や問題意識を見過ごさず、一つ一つ解決していくことが、中学生の指導では重要な意味を持ちます。
生徒が抱く疑問を解決し、納得する学習こそ真の知恵の定着。
ただ単に答えを与える指導ではなく、気付かせることを通じて、体得させる指導を丁寧に実施。本質を理解すれば知恵となり、定着する。つまり「忘れない」のです。
まずは楽しい、おもしろいと生徒が感じられるものを大切にし、きちんと理屈を理解しようとするところから始めていきます。
《高校生》知識とメカニズムを理解することで、化学は入試の得点源
池袋理数セミナーの生徒の特徴は、他塾生徒と比べると有機化学が圧倒的に強いこと。医学部入試の出題傾向は、有機化学の割合が通常3~4割、多ければ5割を占めることもあります。だからこそ受験生には、一年間通して有機化学に触れ、入試では満点を狙います。
有機化学構造決定の問題など、読みながら頭だけで整理し答えまで導いていく。通常、書きながら解く問題も、知識とメカニズムを十分に理解すれば、瞬時に答えまでの道筋が見えてきます。思考能力も高めながら化学の学力をつけていきます。
特に最難関医学部を目指す生徒の場合は、徹底して頭の中だけでトレーニングを積むことで、得点力が高まっていきます。
化学を苦手と認識する生徒、食わず嫌いにしていた生徒にも、まだまだ学力的な伸びしろが存在します。手順を踏んだ学習方法で化学は驚くほど伸びていく科目。あきらめない事が何よりも一番大切なのです。
あきらめなければ、必ず化学を入試の得点源にする!
プロとしての私たちのこだわりです。