生徒の個性を活かし、
基礎基本からの徹底で難関医学部合格へ
英語科主任木村 富士雄
「勉強」だけではない幅の広い「学び」が大切、「人間的成長」を遂げてほしい。
予備校や塾であれば、学力をのばすことは当たり前。
大切なのは「+α」、勉強の先に何を学ぶ事が出来るかです。
我々は、生徒の「人間的成長」「自律・自立」を見据え、日々の指導を行っています。
例えば「やりぬくこと」「やりつづけること」、これらは社会に出たら、必須となる力です。
学生の勉強でも同じこと。日々の学習を安定的に、しっかりと継続させていくことが重要となります。
個別だからできる、生徒一人ひとりへの受験マネジメント
受験指導においては、大学の出題傾向と生徒の特性のマッチングが重要です。
例えば慶應義塾大学医学部では、記述・読解において英語そのものの力が求められます。
一方、順天堂大学医学部では、日本語でも決して楽とは言えない小論文を、英語で書かなければなりません。
難しい単語を多く覚えている暗記型よりも、自らの意見をまとめて表現することができる思考型の能力が求められます。
また、模試で同程度の偏差値が出ている生徒でも、問題の英文を正確に要約する「読む」力が長けている生徒もいれば、自らの考えを伝える表現力「書く」力が優れている生徒や、知識を正確に「覚える」ことが得意な生徒もいます。このように、同じ医学部でも大学によって出題傾向は様々、生徒の特性も様々。生徒が最大限の力を発揮できる大学はどこか、マッチングの検討を行うとともに、生徒の特性を伸ばし・補い、志望校合格への道を切り開いていきます。仮に学校の成績は良くても、試験のたびに暗記型の「こなすだけ」学習の場合、その学習方法や学習習慣は、結局受験で自身の足をひっぱることになります。
だからこそ、生徒個別で受験に必要な学習方法、そして学習習慣を指導していく事となります。
生徒一人ひとりを、受験に向けてマネジメントしていくのです。
難関医学部対策にも基礎基本の徹底が重要
受験生であるなしに関わらず、基礎基本を徹底した指導を行います。
中学生は、基礎的な文法を繰り返し扱うことで「感覚」を身に付けさせる、という基礎トレーニングが大切な時期となります。つまり簡単な事を「当たり前にできる」ようにしておく必要があるのです。
進学校では、どんどん先へ先へと範囲が進んでしまうので、英語が不得意な生徒は辛いでしょう。また、中高一貫校では高校入試がないため、明確な目標を設定しづらく、英語学習へのモチベーション低下、基礎力の低下につながっている生徒もいます。そのため、指導の中から英語への興味を引き出すことが重要。
例えば英語に苦手意識を抱いてしまっている場合、洋画や洋楽のフレーズを訳してみたり、見慣れた簡単な動詞にも色んな意味があることを伝えると、生徒の目の色は変わってきます。トレーニングは量も重要ですが、レベルによっては分かるという喜びを感じさせることも大切です。
受験期においても基礎的な学習は不可欠。
むしろ、基礎基本の強化こそ合格に繋がるのです。
その為、あえて中学生レベルの教材に取り組ませることもあります。当然受験期に中学生レベルの問題演習をすることに、抵抗を感じる生徒もいます。しかし、自己を客観的に見つめ、自分に足りないものを素直に受け入れられる生徒ほど成長が早く、最後に合格を手にしているのです。
英語が好き・得意な生徒に対しては、更なる高みを目指させる
やはり十分基礎力がついていることが条件ですが、高2生以下でも、入試問題も含めてより発展的な内容の問題、英文読解に取り組んでもらいます。知識を広め、思考力、表現力を鍛えることで、東大・国公立医学部などの最難関大学・学部に通用する英語力を養成していきます。