池袋理数セミナーで日本医科大学に合格した生徒の合格体験記をご紹介します。
受験を通して得た「人間的成長」
合格だけではなく、その先を目標にした学習
大野 礼さん
日本医科大学 医学部 合格合格
学習の定着ができていなかった私
池袋理数セミナー入塾以前は、英語を個人塾、他教科を通信教育で学習し、学校の勉強の補足をしていました。
医学部受験の決定自体、他の受験生に比べて遅く、本格的な受験勉強は、理数セミナーに入塾してからでした。
また、その当時は一つの問題集を解き抜くといった持続力がないのが課題でした。
そのため、学習を繰り返すことにより定着させて、時間が経ってからでも成果が出るという経験をしたことがありませんでした。
生徒の思考法まで踏み込んだ授業が入塾の決め手
医学部受験を意識して塾を探していた際、医学部受験専門雑誌で理数セミナーのことを知り、数学の体験授業を受けました。
その際、答えが正しいかどうかだけでなく、解き方まで注意を払ってくれることを感じ、ここでなら持続力のない私でも、どうにか合格までたどり着けると思い、入塾することにしました。
体験の時、焦っている私に「そんなに緊張しなくてもいい」と先生が声をかけて下さり、
安心したことも一つのきっかけだったかも知れません。
防医受験は、さらなる成長のカギ
理数セミナーは、大学合格だけでなく「人間的成長」も目標に掲げており、この点が、私の合格の原動力になりました。
そして、先生方はその「人間的成長」を促してくれる教師であり、人生の先輩でした。
私の中でそのことを一番実感したのは、秋に防衛医科大学校を受けるか否かの選択をした時でした。
私は正直言って、その時点での成績で合格する可能性は0に近く、先生方もそう思っていると確信していました。
そのため、私はその受験自体に「意味はない」と考え、辞退したいと申し出ました。
しかし、先生は反対しました。
先生は、たとえ私が合格しなかったとしても、防衛医科大の対策や実際の入試問題を解くことで、日頃の問題演習では気付けなかった自分の課題や性質に気付くことができるだろうと考えていたからです。
先生は、防衛医科大受験の経験が、1月以降の受験に活かせること、私の「人間的成長」を促すことを考えてくれていました。
そして、経験からどれだけのことを得られるかは、私次第だとも教えていただきました。
結局、防衛医科大には合格できませんでしたが、この受験を通して、さらに一歩成長できたと感じます。
このように合格だけではなく、さらにその先を目標にした学習を心がけていたために、私は医学部に合格できたと考えています。
受験生へのメッセージ
これから受験をする皆さんへ。
たとえ同じ時間勉強していたとしても、点数・合否に違いが出ます。
それは、その勉強の「質」が異なるからです。
そして、自分の勉強の質が最良でないことに気づいている方も多いと思います。
実際、私もそうでした。
ここで大切なのは、その今の状態を客観視し、分析し、改善する努力をする、つまり「克己」する力があるかどうかです。
私の場合、すぐ先生に甘えたくなりました。
問題解決を図る際に自分の頭の中がこんがらがると状況整理もせずに、先生に「どうしよう」「できない」と嘆きたくなりました。現役の頃は、特にそうでした。
でも、それを許さないのが理数セミナーでした。
そして、自分でも自立しなければ全く成長しないと気づいてからは、なるべく他力本願にするのを止めました。
自分の弱点に向き合い、克己できるようになれば、合格そして「人間的成長」はそう遠くはありません。
つらいとは思いますが、今はぐっと堪え、最後まで頑張って下さい。
私はこの一年間、朝8時に登校することを目標にしていました。
なぜなら、朝型はその朝1時間だけでなく、全体の勉強にも影響をもたらすからです。
実際の所、遅刻してしまう日もあり、一年間やり通すことができなかったことを残念に思いますが、それでも約一年間朝型を貫けたことは、私にとって大きな財産となりました。
朝型を促していただけたことを心から感謝いたします。
また、理数セミナーには、一番早く登校する生徒は合格するというジンクスがあります。
私もこのジンクスを守れて本当に良かったです。
次も、またその次も、このジンクスは必ず守られると信じています。
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