入塾前に抱えていた課題

定期試験で点を取るための勉強が中心になってしまい、医学部に合格するための対策が全然できていなかったように思います。
また、部活中心の生活を送っていたため勉強時間も十分に取れていませんでした。加えて、入塾時には志望校が決まっておらず、医者になりたいという思いが漠然とあるだけでした。

理数セミナーに入塾した経緯

知り合いに、理数セミナーに通塾して医学部に合格した人がいたことと、
個別と集団を取り入れた授業構成が自分に合っていると考えたからです。

理数セミナーでどのような成果を得ましたか

勉強習慣が身につき、量だけでなく質も重視した勉強を心がけられるようになりました。特に物理や化学は丸暗記するのではなく、先生の言葉や教科書の内容を自分の言葉で言い換えることで自分の理解が足りていないものを洗い出し、理解度を高める+記憶に残す勉強を意識しました。
はじめは模試でD・E判定ばかりだったのに対し、最終的には、A・B判定が取れる大学（医学部）が多くなりました。模試や過去問の点数に一喜一憂してしまい、不安を感じる場面は少なくなかったですが、直前期まで油断せず勉強に取り組めたことで「今の自分なら戦える！やれる！」と少し自信を持って入試会場に向かうことができました。

合格の原動力や成果が出た要因

ただ問題を解くのではなく、解法の要点や注意点を自分の中でまとめるようにしていました。特に、間違った問題に関してはどこまで解けていて何が足りなかったのか（知識が抜けていた、立式が間違っていた、自分では発想できない問題だった等）を自分なりに分析し、再度解いた時に得点につなげられるような勉強を心がけました。
主に化学では「まとめノート」を作成し、定義や知識を自分の言葉でまとめることで復習しやすくするだけでなく、まとめノートを模試会場や入試会場に持って行き、直前に見直すものを決めてルーティン化することで落ち着いて試験に臨めたと思います。
過去問演習では、先生方と解く順番や解かない方が得点upに繋がったであろう問題を見極める振り返りを行うことで得点力が身についたように思います。過去問の点数が悪かったとき、先生方が設定してくださったターゲット得点と比較することで、取るべき問題や課題の分析を自分でも行うことができました。

理数セミナーの先生方はどのような存在でしたか

担任の赤木先生をはじめ、教科担当の先生方には特にお世話になりました。プレッシャーで押しつぶされそうな時も、不安で勉強に身が入らない時も、先生方がいつも通りに声をかけてくださったおかげで、なんとか受験を乗り切り、第一志望校の順天堂大学に合格することができました。ありがとうございました。
記憶に残るエピソード:順天堂大学に関してはずっとE判定でしたが、1番最後の模試で初めてC判定を取った時、いろんな先生が「合格できる可能性は、ある！あとは自分の気持ち次第！」と励ましてくださったのが心強かったです。

後輩へのメッセージ

理数セミナーの良いところは先生方との距離が近いので、質問をしやすいところだと思います。入塾当初は質問を溜め込んでしまうことも多かったですが、徐々に質問できるようになりました。授業以外にも質問できる機会が多く、必要以上に一人で考え込まなくても良くなり、より多くの問題に触れることができたと思います。
また、生徒一人ひとりに最適なカリキュラムを組んでいただけるところも魅力のひとつだと思います。順天堂大学に関しては英語の配点が他の科目と比べてが大きく、英作文もかなり分量があるので英作文対策の時間を長めに取っていただきました。
十分な対策のおかげで、入試直前には20分で250文字近く書けるようになりました。

＜後輩へのメッセージ＞
理数セミナーには同じように高い目標を持って勉強に取り組む仲間が多くいるので、分野別確認テストや小テストで点数を競ったり、他人の勉強法を一部取り入れてみたりするなど、自分一人で頑張るのではなく、是非、周りの人を頼って勉強に励んでください！
参考になるか分かりませんが、モチベーションが下がってしまったり、集中が切れて勉強の質が低いと感じた時、私は「もしこの問題が第一志望校の入試で出題されたら・・・」と想定することで緊張感を取り戻していました。

受験は長期戦であるため、思うように結果が出ないことや不安に感じる場面も多くあると思います。ただ、医学部入試に関しては志望校への強い思いと不断の努力によって、模試の判定に反して、E判定でも逆転合格がありえる世界だと思います！いっぱい泣いて、いっぱい笑って、いっぱい勉強して、最後まで努力し続けることで「合格」を自分の手で勝ち取ってください！応援しています！