新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、誠に残念ではございますが、2019年度「池袋理数セミナー卒業式」及び「同窓会」についてですが、中止となりました。
そこで同窓会で行う企画として準備を進めていた以下3つの企画について、池袋理数セミナーHPやSNSを通じて皆様にお届けしたいと思います!
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第1弾 2019年度卒業生の会 活動報告
第2弾 卒業生の成長報告
第3弾 2019年度ダルニー奨学金のご報告
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第3弾 『2019年度卒業生の会 ダルニー奨学金活動報告』
池袋理数セミナー卒業生の会は、2019年3月21日より新たな取り組みとなる教育支援活動として「ダルニー奨学金」を開始いたしました!
~ダルニー奨学金とは~
経済的に発展するメコン5ケ国(タイ・ベトナム・ミャンマー・カンボジア・ラオス)では、都市と農村の格差や、貧富の格差がますます広がり、経済的困難のため教育に恵まれない子どもたちまで国の手が回らないのが現状です。中学へ進学できない子どもたちも珍しくありません。そういった状況にあるメコン5ケ国の子供たちが教育を受けて、夢を叶えられるように支援する活動です。特徴としては奨学生の顔や成長を実際に見ることのできる教育支援制度で、一人年間14,400円(1,200円/月)で支援が可能となっています。
~今回の活動報告~
同窓会やその他のイベント時に募金を集め、初めての取り組みでしたが合計57,600円が集まりました!そして計4名(タイ、ミャンマー、カンボジア、ベトナムそれぞれ1名ずつ)の支援を行うことができました!!ご協力頂きました皆様、ありがとうございました!
現地の奨学生には、支援者の名前として池袋理数セミナー卒業生の会の英名、Alumni of Ikebukuro RISUを略して、「AI-RISU」(読み:アイリス)が伝えられています。
~タイの女の子、WIRADI WONGWIANちゃんへの手紙~
今回は、タイの奨学生の女の子へ応援のお手紙を送りました。送ってくれたのは日本医科大学医学部3年鈴木萌夏さんです。夢に向かって頑張っているWONGWIANちゃんにAI-RISUとはどのような団体かなどを知ってもらい、たくさんの人から応援されていることを実感してモチベーションをあげてもらいたいという思いで書いてくれました。自身も受験生として、医学部合格に向けて努力し、今度は医師になるために努力し続けていること。そして、一緒に夢に向かって頑張ろう!と心の温まる素敵なお手紙を書いてくれました!本当にありがとうございました!
~鈴木萌夏さんの感想~
今回の手紙を送るにあたって、まずはタイの奨学生の住む国や地域のことを調べました。将来に向けて頑張ってもらえるように少しでも励ましになればと考えました。そのためには、どのような言葉が良いかなど、相手の文化や年齢などを踏まえて、思いめぐらす時間はとても新鮮で心が豊かになる時間でした。また日本では当然ある郵便のシステムも地域によってはないところもあり、驚かされることもありました。
私は、このダルニー奨学金の活動を通して、教育機関に携わる1人として、学びたいのに学べない子供たちの手助けが少しでもできたことを嬉しく思います。
~今後の活動~
ダルニー奨学金の活動を通して、夢を叶えるために教育を必要としている子供たちの支えになれるだけでなく、私たちが今まで教育を受けてこられたことの尊さを再認識しました。また視野を世界へ大きく広げることができ、これからも多くの学びを得られると考えています。池袋理数セミナー卒業生の会は、組織内への還元だけでなく、社会へも貢献できる組織を目指していきたいと思います。
※本企画は、「池袋理数セミナー卒業生の会」に所属する卒業生が企画しています。
卒業生の会は、池袋理数セミナーでのかけがえのない経験を後輩の皆さんへ伝えたい、応援したい、という想いから、2005年に卒業生たちが自ら立ち上げた組織です。
■卒業生の会の活動■
相談会、報告会、同窓会、一日医師体験、医療面接講座、応援メッセージ等
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