医療面接講座・相談会 開催
今年の12月に行われた「医療面接講座」「相談会」をご紹介させていただきます。 卒業生と生徒との交流の場を設け、卒業生たちの経験を皆さんにぜひ還元したいとの声のもと、この度、医療面接講座と相談会を同日開催することになりました。
■医療面接講座・・・
このイベントは生徒たちに将来目指す「理想の医師像」を明確化することを目的としています。
池袋理数セミナーの卒業生の会が行っている講座で、講師は現在医学生の卒業生です。医療面接(問診)について、座学はもちろん、実際に生徒が白衣を着て患者と医師役に分かれて問診を実践します。学んだことをわかったつもりで終わらせず、医療面接の難しさを実感させます。
■相談会・・・
池袋理数セミナーの卒業生方に、勉強から普段の生活についての様々な相談をできる場です。受験勉強を進めるうえで、考え悩むことも少なくないと思います。アドバイザーとして参加していただく卒業生方は、皆さんと同じ環境で受験勉強に切磋琢磨していた経験のある同士ですので、皆さんの気持ちに最大限寄り添ったアドバイスをします。
イベントを通して、生徒たちは多くの貴重な気づきを得たようです。
生徒から多く出た気づきとしては、「限られた時間の中で患者様の信頼を得られるようなコミュニケーションを取ることの難しさ」です。
また、「医師」という職業に対するあこがれも強まり、モチベーションが上がった生徒も多くいました。
以下、医療面接講座に関して、生徒の感想をご紹介いたします。
■生徒感想
・ただ漠然と「医学部に行きたい」とだけ考えていたので、医学部のカリキュラムや、卒業した後のこと等詳しく教えていただけてとても良い機会になりました。医学部について知れば知る程、受験やその後が怖くなり焦りもしますが、その焦りをモチベーションに変えていけたらと思います。そして医療面接も、その意義や重要性、そして大変さを、身をもって感じられました。この講座に参加させていただいで本当に良かったなと思っています。もっともっと頑張ります。(高2女子)
・患者さんによって対応の仕方を変えていかなければいけない。患者さんの症状をより細かく聴き出すには、自分なりに工夫して質問したり、対応したりしなければいけない。常に患者の症状に気をかけ、よりよい雰囲気を作る。患者背景から考えられる情報も少なくない。(高2男子)
・患者さんとコミュニケーションをとるのは、必要な情報を、患者さんからの訴えを、しっかりとマッチさせるのが、意外にとても難しかった。またどういう流れで、話すのかを考えながら、情報から病名を組み立てたりすることの大変さをとても感じた。いろんな部分の知識や経験が必要だと感じた。とても貴重な経験ができてよかったです。(高1女子)
・いざ話をしてみると思っている以上に話しながら、考えなくてはいけない事が多くて、すごく頭が混乱した。けれどもこの難しさを学べたからこそこの経験を生かして、生きていきたい。貴重な経験ありがとうございました!(高2男子)
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医療面接講座・相談会は生徒や卒業生にとって今後の成長を後押しする貴重な機会となります。
生徒たちにはこの相談会で先輩から得たアドバイスを活かして、志望校合格という目標に向かって邁進して欲しいと思います。
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