2024年 医師体験 実施レポート

『2024医師体験 実施レポート』

医師を目指すということは、当然のことながら医学部に合格するのが第一歩。合格して初めてスタートラインに立つことになります。
その先、あなたはどのような医師になろうと考えていますか?合格のその先の未来では、どのようなビジョンを持っているかも非常に重要です。

2024夏、池袋理数セミナーでは、理想の医師像を明確化するための医師の仕事を「学び・見学」そして自ら「実践」する2つのイベントを開催!
第1弾 8月一日医師体験(医師体験、獣医師体験)
第2弾 9月医療面接講座

■医師の仕事への理解を深める■
医師体験では、病院へ訪問し、診療見学や医療機関のスタッフの方、医師の先生方から医療現場についてのお話を聞くことができました。医療について学ぶだけでなく、生徒からのインタビューを行うことにより、より理解を深めることができました。なりたい自分の将来像を描き、医師を目指す決意を新たにした様子でした。

■内容■
・病院概要紹介
・診療見学
・地域医療・総合診療医について(事例をもとにディスカッション)
・在宅医療について
・ワークショップ
・医師へのインタビュー
・血圧測定体験
※内容は、医療機関ごとに異なります。

■医師体験参加した生徒の感想(一部抜粋)■

在宅医療のニーズが病床の減少に伴って高まっている事実をまず知り、新たな医療体制を学ぶことができた。在宅医療は患者さんの自宅に実際行って診療するため、患者さんの親族に見守られながら自宅で最期を迎えられる。自分は医師として豊富な知識を持ち、患者さんの容態に合わせて的確な判断を出来きるようになって、1人でも多くの方を救いたい。(高卒男子)

実際に患者さんの診療をしている医師の姿を見て、自分自身の普段の話し方や振る舞いに気をつけていこうと思いました。またリハビリや介護など医師以外のほかの職種の方との連携の大切さを感じました。(高卒女子)

診療見学をし、医師の先生が患者さん一人ひとりに寄り添う姿が印象的でした。患者さんにより抱えている病気も環境などの問題も異なるため、広い知識とコミュニケーション力が必要だと感じました。また患者さんの家庭や心身の状態をよく考え、適切に治療することが大切。多くのことを学べて有意義な時間となりました。(高3男子)

採血などを行う時に、なるべく患者さんたちの不安を緩和できるように、患者さんの手を握り「痛いね、もうすぐで終わるからね」と共感し、安心させられるような言葉をかけていたのが印象に残っています。 この様子を間近でみて、患者さんの心にも寄り添うとはこういうことなのだなぁと改めて実感しました。 また、いままで触れる機会のなかった在宅医療を見学させていただいたことで、在宅医療に興味をもち、調べるきっかけとなりました。(高3女子)

【獣医師体験感想】体験を通じて普段なかなか見ることのできない動物病院の現場を間近で学ばせていただき、貴重な体験となりました。診察や手術の場面では動物の命を預かる責任感と迅速で的確な判断力に感銘を受けました。また、動物に寄り添いながらも冷静に対応する先生方の姿勢を見て獣医師としてのプロフェッショナリズムを感じることができました。特に、先生が飼い主さんと丁寧にコミュニケーションを取られていて不安を和らげている姿が印象に残っています。今回の体験を通して、ますます獣医師という職業に対する興味と憧れが深まり、今後の勉強のモチベーションにもなりました。(高1女子)

■ご協力いただいた医療機関■
小豆沢病院
王子生協病院
ひかりクリニック
DOG TOWN AZUSAWA CLINIC *獣医師体験

■最後に■
生徒たちは、理想の医師像をより明確にすると共に、現時点の自身の課題を見つけることができ、モチベーションを高めることができました。
イベント開催にご協力いただいた医療機関・関係者の皆様、本当にありがとうございました。
池袋理数セミナーでは、今後も生徒の志望校合格に向けて学科指導と共にモチベーションマネジメントに取り組んでまいります。

 


医師体験の様子

※本企画は、「池袋理数セミナー卒業生の会」に所属する卒業生が企画しています。
卒業生の会は、池袋理数セミナーでのかけがえのない経験を後輩の皆さんへ伝えたい、応援したい、という想いから、2005年に卒業生たちが自ら立ち上げた組織です。
■卒業生の会の活動■
相談会、報告会、同窓会、一日医師体験、医療面接講座、応援メッセージ等
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