『2022オンライン医師体験 実施レポート』
医師を目指すということは、当然のことながら医学部に合格するのが第一歩。合格して初めてスタートラインに立つことになります。
その先、あなたはどのような医師になろうと考えていますか?合格のその先の未来では、どのようなビジョンを持っているかも非常に重要です。
2022夏、池袋理数セミナーでは、理想の医師像を明確化するための医師の仕事を「学び・見学」そして自ら「実践」する2つのイベントを開催しました!
第1弾 8月オンライン医師体験
第2弾 9月医療面接講座
■医師の仕事への理解を深める■
今年も新型コロナウイルス感染拡大の影響によりオンラインでの医師体験開催となりました。医師体験では医療現場についてのお話を医療機関のスタッフの方や医師の先生に直接聞くことのできる貴重な機会となりました。医療について学ぶだけでなく、生徒からのインタビューを行うことにより、理解を深めました。なりたい自分の将来像を描き、医師を目指す決意を新たにした様子でした。
■内容■
・病院概要紹介
・地域医療・総合診療医について(事例をもとにディスカッション)
・在宅医療について
・ワークショップ SDH(健康の社会的決定要因)について
・医師へのインタビュー
※内容は、医療機関ごとに異なります。
■参加した生徒の感想(一部抜粋)■
・先生が消化器外科を選んだ理由や医師の仕事としての責任の重さの話が参考になり聞けて良かったです。現在の医療現場の状況を知ることが大切だなと感じたので問題意識をもって医療について考えようと思いました。受験に向けてのアドバイスをいただいたのでそれを実践していきたいです。(高3・女子)
・総合診療医としてたくさんの知識を身につけどんな患者さんにも対応できるようになり1人でも多くの人の病が治るよう貢献していきたいと思っています。様々な人と話せるコミュニケーション能力の強い人になるために色々なことに惜しみなく挑戦するようにしていきたいと思いました。(高2・男子)
・病院の中で、医師や看護師、介護士など、様々な方々が連携しているおかげで在宅医療が成り立っているのだということを学びました。また、24時間365日対応出来る病院があるというのは、患者さんにとってもその患者さんの家族にとっても、とても安心出来る環境であり、そういった環境を作ってくださっている医療関係者全ての方々を尊敬しています。(高2女子)
・SDH(健康の社会的決定要因)についての講義で、実際の症例をもとに考察することが新鮮で楽しかったです。同じ講義を受けた他の方の意見も聞くことができて、とても有意義な時間になりました。(高2女子)
・在宅医療は病院で受診するよりも、より患者さんの生活に踏み込んでいるので、体力的にも精神的にも辛いことが多い反面、患者さんにとっては身近に信頼できる存在がいてくれて、直接安心感を得られるので、ありがたいことだとわかりました。(高1女子)
・医学部受験の話を聞いて、医師は職場でもミスが許されなく、ミスをまず減らすという作業は受験でも試されていて、少しのケアレスミスで受験におちてしまうケースがよくあるそうなので日々の学習から、ミスを減らす練習をしようと思う。(中3男子)
■ご協力いただいた医療機関■
小豆沢病院
王子生協病院
ひかりクリニック
■最後に■
中学生から受験生までの生徒が医師体験に参加し、今年は50名を超える参加となりました。
生徒たちは、理想の医師像をより明確にすると共に、現時点の自身の課題を見つけることができ、モチベーションを高めることができました。
今年も新型コロナウイルス感染拡大の大変な最中でしたが、イベント開催にご協力いただいた医療機関・関係者の皆様、本当にありがとうございました。
池袋理数セミナーでは、今後も生徒の志望校合格に向けて学科指導と共にモチベーションマネジメントに取り組んでまいります。
2019年医師体験の様子
※本企画は、「池袋理数セミナー卒業生の会」に所属する卒業生が企画しています。
卒業生の会は、池袋理数セミナーでのかけがえのない経験を後輩の皆さんへ伝えたい、応援したい、という想いから、2005年に卒業生たちが自ら立ち上げた組織です。
■卒業生の会の活動■
相談会、報告会、同窓会、一日医師体験、医療面接講座、応援メッセージ等
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